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【読書】2019年1月に読んだ本まとめ

こんにちは!

今回は、先月一ヶ月間に読んだ本について記事を書きたいと思います。この一ヶ月で読んだ本まとめは、本を読むだけで満足したり、冊数を読むことに傾斜しないためにも定例にしたいところです。

 

 

 読んだ本のまとめ

一ヶ月に読んだ本は下記の通り。

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総評

 一ヶ月で読んだ本は42冊。その内訳は以下の通り。

 

小説 → 11冊:国内6冊、海外(翻訳)5冊

自己啓発・ビジネス ・その他→ 31冊

 

特に意識したわけではないですが、今月は小説もそれ以外もやたらと上下巻ものが多いですね。上下巻というと、いままではちょっとハードルが高くて無意識に避けてしまっていましたが、「サラバ!」を読んだことで固定観念が外れたおかげかもしれません。

 

去年の7月くらいからずっと右肩上がりで読んだ本の数が増えてきていたのですが、ここに来てようやく減少に転じました。まあ、正直12月の46冊は超えないだろうなと思っていましたし、ちょっとやりすぎだなと思うところもあったので減少自体は予想通りです。本を読む以外にもやりたいことはあるので、今回の42冊前後がちょうどいいところのような気はしていますね。

 

今月のマイベスト小説 & ビジネス書

今回の、小説・ビジネス書の中で心に残ったのはそれぞれ以下の通りです。

小説部門

1月に読んで最も印象に残った小説は、J・G・バラード氏の「ハイ・ライズ」。この本は高層マンションを舞台に、発達したテクノロジーとは対照的に住人達が野生に帰ったかのように狂気に突き進む様を描くSF作品です。

 

J・G・バラード氏の長編小説としては以前「クラッシュ」という本を読んだことがあったのですが、この「クラッシュ」という小説は、自動車の衝突事故に性的興奮を覚える人たちの話というわけの分からない小説で、全部読んでもその良さが全くわからずぽかーんとしてしまいました(笑)

 

そんなこともあり、少し不安を抱えながらこの「ハイ・ライズ」を読んだのですが、結果的には非常に楽しんで読むことが出来ました。正直、エログロ的要素は「クラッシュ」とそこまで変わらないのですが、住人達が住んでいるマンションの階層ごとに対立が生まれていく様子や、どんどん荒れていくマンションの様子は、人間の本性を垣間見ているような面白さがありました。これもそのうちコラムとしてまとめたい小説の一つですね。

 

>2019/03/11追記 「ハイ・ライズ」についてのコラムをアップしました。

【読書コラム】ハイ・ライズ - テクノロジーという欲望のアンプ - たった一つの冴えた生き様

 

ビジネス書部門

ビジネス書で一番印象に残った本はジョン・C・パーキン氏の「FxxK IT」(自主規制)。よくもまあこんな本が出版できたものだと驚くばかりですが、ネタでもなんでもなく書いていることには非常に共感できましたし、通勤電車で笑いを堪えながらとても楽しんで読んでいました(笑)。

 

内容自体はアドラー心理学に近い思想で、他人からどう見られるかとか世間一般の価値観を過度に気にすることをやめましょうと主張しています。他人からの評価や、常識に対して「Fxxk IT」と言うことで新たな世界が開けると言っており、ある意味とても清々しいです。このあたりのふざけ具合と真面目な内容のバランスが僕の世界認識に非常に近く、僕の中でマイベスト自己啓発書の一冊になったといっても過言ではありません(笑)

 

>2019/03/11追記 「FU○K IT」のコラムをアップしました。

【読書コラム】FU○K IT - amazonで1円で売ってる人生論 - たった一つの冴えた生き様

 

読書コラム熱がアツい

最近のブログの更新ペースを見ていただければ分かるかもしれませんが、ここのところ読書コラムのモチベーションが高いです。今までは、ブログになんか更新しないといけないなと思い、その一環として読書コラムというものを書いていたわけですが、最近は「この本についてコラムを書きたい!」という強い欲求が生まれることが多く、むしろ書く時間が足りないという有様です(笑)。

 

この辺りは、この感情は受動的な読書の仕方から、能動的な読書の仕方にシフトできているからのような気がします。いずれにしても、「書きたい」という内的衝動が生まれること自体はいいことだと思うので、しばらくは思いつくままに書いていきたいと思っています。既に書きたい本が3、4冊たまっているので、適宜アップしていきたいですね。

 

まとめ

今回は1月に読んだ本のことをまとめました。読んだ冊数としては減少に転じているわけですが、自分の生活の最適化を考えると今回くらいがちょうど良いかなとも思うので、そこはあまり気にしないでいるつもりです。

 

むしろ、読書コラムという形で自分が何を感じ、何を考えたかを積極的にアウトプットしていきたいですね。

それでは、また!