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【読書会】第4回レバレッジリーディング読書会(2019年5月)レポート

こんにちは!

5/18(土)の夜に、第4回レバレッジリーディング読書会を開催いたしましたので、その内容をレポートしたいと思います!今回も幅広い話題が展開される和気藹々とした会となりました。

 

参加者の読んだ本のリストもこのレポートの中で紹介します。

 

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概要

まず、今回開催した読書会の概要を説明したいと思います。

この読書会はビジネス書を中心に本を多読している方や、これから読んでみようとチャレンジする方向けの、ボイスチャット形式のオンライン読書会です。

 

具体的には月に10冊以上の本を読むというのを一つの目安とし、コンセプトは「圧倒的な量のインプットとアウトプットができる読書会」です!

読書会用のホームページを準備しているので、詳細気になる方はそちらをご確認ください。

今回の参加者は、僕を含めて3人。そのうちのひとりは初参加の方でした。時間は前回同様に夜の20:00~21:30の90分間です。

 

全体の流れとしては、まず順番に自己紹介を行い、その後に読書会のメインイベントとして①月間ベスト本の紹介と、②読んだ本リストを見ながらのQ&A形式のフリートークです。

 

読んだ本リスト

事前に参加者の方から4月に読んだ本のリストを頂き、主催者の僕がそれを一つの表にまとめて参加者の方々に配布しました。実際の読書会ではそれを見ながらの進行になります。↓が実際に使ったリストです。

 

個人利用の範囲で閲覧・ダウンロードは自由にしていただいて問題ありませんが、二次使用・無断転載等はご遠慮願います。

【第4回】レバレッジリーディング読書会リスト.xlsx - Google ドライブ

 

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今回は参加者の方々が割とテーマ性を持って読書をしていたのが印象的で、本のリストにもそれが色濃く出ています。僕はあまり一定期間に特定のテーマの本をたくさん読むということはしないので、本の選び方という意味でも学びがあったかなと思います。

 

ベスト本紹介

リスト内の黄色塗りのセルは各参加者の月間ベスト本です。ここでは、それぞれの本について簡単に説明します。

 

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「ゼロ年代の想像力」 宇野常寛 (ハヤカワ文庫)

 

こちらはわたくしKJが紹介した本です。この本は、ゼロ年代(2000~2010年)のサブカル作品を追っていきながら現代日本の課題やその解決策について論じている批評書です。 

 

「デスノート」や「コードギアス」をはじめとして馴染みのある作品を参照しながら議論を進めていくのが面白く、それでいてそこから導き出される結論はとても示唆に富んでいます。エンタメとして何となく消費しがちなサブカルをここまで鋭く考察する筆者の思考力に驚かされるばかりです。

 

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「樹木たちの知られざる生活」ペーター・ヴォールレーベン (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

 

前回から引き続き参加頂いた方の紹介本。この本はドイツの森林管理官の方が書いた本だとのことで、ドイツの森林事情についてのエッセーのようです。この方は、最近ドイツに関する本をよく読んでいると言っていました。

 

ドイツの森林は環境破壊の影響で一時期かなり荒廃してしまったようなのですが、そこから学びを得て現代では森林の再生が進んでいるらしいです。その方は、一度やると決めたらきっちりやり切るドイツ人のメンタリティと、割となあなあにしがちな日本人と比較し、ドイツ人から見習うべきところがあるのではないかとおっしゃていました。 

 

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「都市は人類最高の発明である」 エドワード・グレイザー(エヌティティ出版)

 

この本は今回初参加の方からの紹介本です。その方は、4月は都市についての本を多く読んでいたらしく、その中でも印象的だったのがこの本であったとのこと。

 

一言で言うと、「都会最高!」という内容で、いかに都会が凄いかを解説している本らしいです(笑)。都会は人が密集しているので、ニッチなビジネスのチャンスも多く、画一的になりがちな田舎に対して多様性のある商品・サービスがあるというのが大きな特徴だとのこと。気になります。。。

 

Q&Aタイム

今回もこれまでと同様に、Q&Aタイムとしてリストを見ながら1人1回づつ他の参加者に自由に質問ができるという時間を設けました。

 

今回は参加者が3人だったので、もともとは話題が尽きてきたら早めに終わりにしようかとも思っていました。しかし、実際やってみたら最後まで会話が盛り上がったため、予定の時間まで読書会を行ったというわけです。会話の内容もさることながら、参加者の皆さんに会話を楽しんでいただいたことが何より嬉しいですね!

 

僕がさせていただいた質問は、タイトルを見て気になった「いばらぎじゃなくていばらき」という本です。個人的に茨城県にはゆかりがあるので気になったわけですが、どうやらそこまで真面目な本ではないらしく、おふざけの要素も多い「茨城あるある」を集めた本のようです(笑)

 

茨城については、ゆかりがあるとはいえ、そこまで深く知っているわけではないので、どこまで「あるあるネタ」がわかるかはわかりませんが、読んでみたいところです。

 

あと、印象的だった会話は、ドイツの流れで僕が読んだ「ドイツ人はなぜ、年290万でも生活が「豊か」なのか?」という本に話が及んだことです。実はこの本は前々回のこの読書会で他の参加者からその月のベスト本としてオススメされて読んだ本で、以前の会と今回の話が繋がった感じあって面白いと思いました。読書会を継続する中で、このような繋がりが増えてくるといいなと思いました。

 

まとめ

今回は第4回レバレッジリーディング読書会のレポートを書かせていただきました。

毎度人が集まるかどうかヒヤヒヤしながら申し込みを待っているのが本音ですが、なんだかんだでこれまで毎月継続して実施できていることは喜ばしい限りです。

 

次回は6月15日の夜に開催予定です。本日中には募集を開始する予定なので、興味がある方はご検討いただけると嬉しいです。

 

それでは、また!