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【読書会】第3回レバレッジリーディング読書会(2019年4月)レポート

こんにちは!
4/20の夜に、第3回レバレッジリーディング読書会を開催いたしましたので、その内容をレポートしたいと思います!今回は初参加の方も多かったですが、そのぶん多様性のある本のラインナップとなりました。
 
もしこの読書会に興味があれば、是非ご一読頂けると嬉しいです。参加者の読んだ本のリストもこのレポートの中で紹介します。
 
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概要

まず、今回開催した読書会の概要を説明したいと思います。
この読書会はビジネス書を中心に本を多読している方や、これから読んでみようとチャレンジする方向けの、ボイスチャット形式のオンライン読書会です。
 
具体的には月に10冊以上の本を読むというのを一つの目安とし、コンセプトは「圧倒的な量のインプットとアウトプットができる読書会」です!
読書会用のホームページを準備しているので、詳細気になる方はそちらをご確認ください。
 
今回の参加者は、僕を含めて4人。うち半分の2人が初参加の方でした。時間は夜の20:00~21:30の90分間です。
 
全体の流れとしては、まず順番に自己紹介を行い、その後に読書会のメインイベントとして①月間ベスト本の紹介と、②読んだ本リストを見ながらのQ&A形式のフリートークです。
 

読んだ本リスト

事前に参加者の方から3月に読んだ本のリストを頂き、主催者の僕がそれを一つの表にまとめて参加者の方々に配布しました。実際の読書会ではそれを見ながらの進行になります。↓が実際に使ったリストです。
 
個人利用の範囲で閲覧・ダウンロードは自由にしていただいて問題ありませんが、二次使用・無断転載等はご遠慮願います。
 
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今回は初参加の方が多かったこともあり、これまでとは少し違った毛色の本が多かったと思います。これだけの本がありながら、本の被りが一つも無かったのも印象的です。
 

ベスト本紹介

リスト内の黄色塗りのセルは各参加者の月間ベスト本です。ここでは、それぞれの本について簡単に説明します。
 
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「具体と抽象」 細谷功 (dZERO)
 
こちらはわたくしKJが紹介した本です。この本は、具体と抽象という、重要ながらそこまでしっかり理解されているとは言い難い概念をわかりやすく解説している本です。
 
噛み合わない会話や理解されない説明、そんな悩みを解決するヒントになる良書。マンガや図を駆使している上、150ページ弱と気軽に読めるボリュームもポイントです。実はこの本は前回と前々回に参加いただいた方のおすすめいただいた本でもあったりします。
 
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「創造力なき日本」村山隆 (角川Oneテーマ21)
 
前回から引き続き参加頂いた方の紹介本。主に海外で有名な現代アーティスト村山隆さんによるアートの現場におけるマネジメント論だそうです。
 
大衆芸術の対極にある現代芸術。自身の会社のアーティストには非常に高い要求を課し、ブラックともいえる職場環境だとのこと。普段、なかなか触れることの無い世界を見せてくれる本というのも貴重ですね。
 
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「FUCTFULNESS」 ハンス・ロスリング他(日経BP社)
 
この本は今回初参加の方からの紹介本です。実際のデータをもとに、ここ最近世の中が確実に良い方向に変わっていることを主張している本だとのこと。実は僕自身もすごく気になっていた本です!
 
どうしても人間は思い込みで物事を捉え、正確でない世界認識をものに議論をしがちです。そのような誤解を避けるためにも、常に情報をアップデートすることは重要ですね!
 
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「苫米地英人コレクション7 人を動かす「超」話し方トレーニング」苫米地英人(開拓社)
 
こちらも初参加の方の紹介本です。僕は全然知らなかったのですが、著者の苫米地英人さんは数々の自己啓発書を出している有名な方らしく、この本はそのうちの一冊だそうです。
 
特に印象的だったのは論理的な話し方についてだそうです。論理と言うとまず考えられるのは三段論法ですが、筆者によるとこれは現実的には使えないとのこと。そこで代わりに使われるのがトゥールミンロジックと呼ばれるもの。今までの常識を揺さぶるような本だとのことで、非常に気になりますね!
 

Q&Aタイム

今回も前回同様に、Q&Aタイムとしてリストを見ながら1人1回づつ他の参加者に自由に質問ができるという時間を設けました。
 
僕がさせていただいた質問は、リストを作っていた時から気になっていた「日本刀の科学」という本についてです。話を聞くと、世界でも珍しい特徴を持つという日本刀を本気で科学的に解き明かすという内容らしく、僕のエンジニアマインドにクリーンヒットしました(笑)。アマゾンのページにも詳しい数式やグラフなどが記載されており、お話を聞いて是非近々読みたいと思いました。
 
それ以外でも、参加者の各々が気になるタイトルの本や元々興味のあった本について紹介しあったり、歴史を勉強することの意義について話し合ったりととても和気藹々とした雰囲気で楽しい時間になったのではないかと思います。特に、歴史小説の話から「銀河英雄伝説」の話に飛躍し、最終的に「サピエンス全史」「ホモデウス」に着地するという、冷静に考えると摩訶不思議な話題の展開が印象的でした(笑)
 

まとめ

今回は第3回レバレッジリーディング読書会のレポートを書かせていただきました。
主催として、回数を重ねてきて少しづつ運営にも慣れてきたかなという感覚があります。とはいえ、まだまだバタバタしてしまったり、改善の余地は多くあるかと思うので、継続して開催して参加者の方々にも協力いただきながら、より良い読書会に出来るよう頑張りたいと思います。
 
次回は5月18日の夜に開催予定です。下記が参加申し込みのページとなっておりますので、興味がある方は参加をご検討いただけると嬉しく思います。

それでは、また!