たった一つの冴えた生き様

The Only Neat Way to Live - Book reading, Fitness

【読書】1日1冊読書を始めた経緯

こんにちは!

最近は読書の記事ばかりになってしまっていますが、今回も読書をテーマに記事を書きたいと思います。Twitterを見ている方はご存知かもしれませんが、私は現在、1日1冊の本を読むと決めて実践しています。今回はその経緯について書いていきたいと思います。

 

やっていて感じたことなんかも書こうと思いましたが、ちょっと長くなりそうだったのでそれについてはまた後日書きます。

 

f:id:KinjiKamizaki:20181209190620j:plain

 

 

「なんでそんなに本を読むのか?」

最近、読書会などで、僕が「1日1冊の本を読んでいる」ということを人に話す機会が増えてきました。その話をすると、だいたい「なんでそんなに本を読むのか?」とか「ストイックですね」というリアクションを受けることが多いので、その理由についてちゃんと書こうと思ったわけです。

 

そもそも読書にはまったきっかけ

まずは、僕が読書を本格的に読み始めるまでのことをお話しましょう。

 

最近お会いした方に話すと驚かれるのですが、読書が趣味になってのは本当につい最近で、正直言って今年の1月くらいまでは読書の習慣はほぼありませんでした。たまに好きなSF小説を読む程度で、頻度も平均すると月に1冊も読んでいなかったと思います。特に大きなきっかけがあったわけではないですが、今年の1月くらいからビジネスの勉強も必要だと思い、少しずつビジネス書も読むようになりました。それでも月に2,3冊程度のペースだったと思います。

 

そんな私が本格的に本を読みだしたきっかけは、今年の4月に読書会に参加したことです。昨年度まではちょっと別の活動をしていたのですが、3月いっぱいでそのコミュニティを離れて、新しいところに飛び込んでみよう!と思ったときに読書会というものの存在を知りました。ちょうど、1月くらいからビジネス書を読み始めたこともあり、「これはちょうど良い」と思って参加したわけです。確認してみたところ、4月の時点で月に9冊の本を読んでいるようでした。

 

自分の知識不足を痛感する

実は、ある時に大きな決断をして、それから1日1冊を続けている、というわけではありません。今回この記事を書くにあたって、改めて読書メータで始めた時期を確認する必要があるくらい、そのスタートは曖昧なものでした。ちなみに1日1冊を始めたのは、5ヶ月前の7月頭頃のようです。

 

改めて振り返ると、私が1日1冊を始めた本質的なきっかけは、6月中ごろに落合陽一さんの「日本再興戦略」を読んだことだと思います。この本を読んで私の内から湧き出た感情は「悔しい」というものでした。自分に「悔しい」なんていう感情が未だに残っていることに驚くぐらい、久しぶりにその感情が湧いてきたので、そのときのことは割と明確に覚えています。その理由は、自分と同年代である彼の本から、幅広い教養・知識と深い洞察力を読み取ったからだと思います。

 

この時のことについて話すとちょっと長くなりそうなので割愛しますが、いずれにしても、ここで自分の教養や知識のなさを痛感し、まだまだ知らないことは多いと思うに至りました。この劣等感が自分を突き動かしたのかどうかは定かではありませんが、このころから僕の知的好奇心がものすごい勢いで広がっていきました。

 

好奇心の行き着く先

このように知的好奇心が爆発するなか、今までの読書スピードでは、読みたい本をすべて読むには全然追いつかないと気付きました。話題本や興味のあるビジネス書、名作といわれる小説だけでも莫大な数の本があり、月に10冊とかのペースではいつまでたってもそれらの本を読破することができません。これでは満足できないと思い、フォトリーディングの本を読み、それから自然に1日1冊の本を読むようになりました。(ただ、結局フォトリーディングはあまり効果を実感できず、現在やっているのは単なる飛ばし読みと斜め読みです(笑))。

 

ここまで読んでいただくと、かなりストイックだなという印象を与えるかもしれませんが、僕自身は「めっちゃ頑張ってやっている」という意識はあまりないです。習慣化すれば本を読むこと自体は特に苦痛ではないですし、むしろどんどん新たな知識や価値観が自分の頭に入ってくるのがとてもおもしろいと感じます。自分がアップデートされているという感覚と言ってもいいかもしれません。1日1冊をノルマとしてやっているというよりも、興味がある本をできるだけ沢山読みたいと思って読む本を増やしていったら、気付いたら1日1冊読むところまで来ていた、という感じです。

 

ちなみに、これは色んなところで書いていることですが、小説については、しっかり楽しみたいので未だに一行一行じっくりと遅読しています。やはり小説は読んでいて楽しいというのもありますし、細かい風景描写や人物の何気ない行動なんかに心を動かされることが多いので、このスタンスは続けていきたいと思っています。

 

まとめ

今回は僕が1日1冊の本を読むようになった経緯について書いてみました。色んな本を読んであらためて思うのは、人類には膨大な量の知の積み重ねがあり、この知識をインプットしてくのはとても面白いということです。というか面白いと思っていなければここまで沢山の本を読んでいないし、義務感だけで1日1冊の本を読むのはむしろ難しいのではないかと思います。

 

冒頭に書いたとおり、1日1冊を実践してどう感じているかについては、また後日書こうと思います。

それでは、また!