たった一つの冴えた生き様

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【読書コラム】生きるということ - 「インスタ映え」という体験の疎外

こんにちは! 今回も読書コラムを書いていきたいと思います。テーマ本はドイツの心理学者エーリッヒ・フロムの『生きるということ』(紀伊國屋書店)。「自由からの逃走」などで有名なフロムの思想書で、約50年前に書かれた本ながら現代においても十分なほど…

【読書コラム】青の炎 - 無双するサイコパス

こんにちは! 今回も読書コラムを書いていきたいと思います。テーマ本は国内の作家・貴志祐介さんの小説『青の炎』(角川文庫)。最近の小説のコラムでは海外SFを扱うことが多かったので、久しぶりに国内かつ非SF作品のコラムとなります。 この小説は、突然…

【読書】2019年11月に読んだ本まとめ

こんにちは! 今回は、先月一ヶ月間に読んだ本について記事を書きたいと思います。この一ヶ月で読んだ本まとめは、本を読むだけで満足したり、冊数を読むことに傾斜しないためにも定例にしたいところです。 読んだ本まとめ 総評 今月のマイベスト小説&ビジネ…

【読書コラム】言ってはいけない残酷すぎる真実 - 幻想なき世界のドライバー

こんにちは! 今回も読書コラムを書いていきたいと思います。テーマ本は作家の橘玲さんの新書『言ってはいけない残酷すぎる真実』(新潮新書)。数年前にベストセラーになった書籍らしいので、読んだことがある方も多いかも知れません。 この新書は、IQの遺…

【読書会】彩ふ読書会11月参加レポート

こんにちは! 先日11/24に行われた、のののさん主催の彩ふ読書会に参加したので、そのときのレポートを書きたいと思います。 開催者の方の公式のレポートは↓になりますので、もし良ければ合わせてご覧ください。 【東京】11/24読書会レポート | 彩ふ読書会 …

【読書コラム】華氏451度 - 堕落は環境から

こんにちは! 今回も読書コラムを書いていきたいと思います。テーマ本はアメリカ作家レイ・ブラッドベリ氏の小説『華氏451度』(ハヤカワSF文庫)。焚書(書物の焼却)をテーマとしたSF作品ということもあり、読書好きにはたまらない小説の一つだと思います…

【読書コラム】人間アレルギー - 仲間という言葉の射程距離

こんにちは! 今回も読書コラムを書いていきたいと思います。テーマ本は精神科医の岡田尊司さんの『人間アレルギー なぜ「あの人」を嫌いになるのか』(新潮文庫)。 この本は、対人関係の諸問題を「人間アレルギー」という概念による統合するという提案と、…