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【読書】2018年10月に読んだ本まとめ

こんにちは!

 

今回は、先月一ヶ月間に読んだ本について記事を書きたいと思います。この一ヶ月で読んだ本まとめは、本を読むだけで満足したり、冊数を読むことに傾斜しないためにも定例にしたいところです。

 

 

読んだ本のまとめ

一ヶ月に読んだ本は下記の通り。

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総評

 一ヶ月で読んだ本は36冊。その内訳は以下の通り。

 

小説 → 13冊:国内5冊、海外(翻訳)8冊

自己啓発・ビジネス ・その他→ 23冊

 

ここ三ヶ月の読書量は、35→36→36と推移しているので、だいたいこのあたりで安定してきたかなというところです。空き時間は極力本を読むようにしてはいますが、自分の生活スタイルを考えるとこれくらいが限界かなと思います。ビジネス書についてはかなり速読を取り入れていますが、小説についてはそれをやるつもりはないので、ある程度は仕方ないです。

 

今月のマイベスト小説 & ビジネス書

今回の、小説・ビジネス書の中で心に残ったのはそれぞれ以下の通りです。

 

小説部門

10月に読んで最も印象に残った小説は、カートヴォネガットの「スラップスティック」です。「スラップスティック」のもともとの意味は「ドタバタ喜劇」ということらしく、筆者が自伝的小説と位置づける作品です。正直、この人の小説の中では別段有名な作品というわけではないと思いますが、読んだときの衝撃は大きかったです。

 

筆者の本は、これまでに「タイタンの妖女」「猫のゆりかご」「スローターハウス5」の三冊を読んだことがありました。この作者はニヒリズムとブラックジョークが特徴で、それは過去に読んだ本でも感じていたので、それ自体はいつもどおりだなという感じでした。

 

ただ、自伝的小説だから感じたのかも知れませが、そのニヒリズムの背後にある筆者の孤独や深い悲しみが「ドタバタ喜劇」の裏に見え隠れするのを感じてしまい、ヴォネガットに対してとても強い共感を覚え、ようやく友達になれたような感覚を抱いてしまいました。

 

ちなみにこの本の副題は「もう、孤独じゃない」というものですが、物語中でも重要な意味を持つこの文は筆者の悲痛な叫びのようにも思えてしまいます。もうちょっとこの筆者のことが知りたいと思ったので、この人の本は継続的に読んでいきたいと思いました。

 

ビジネス書部門

ビジネス書で一番良いと思った本は植松努さんの「空想教室」です。この本は夢をテーマにした自己啓発書となっており、筆者の体験を下に夢を追いかけることの大切さと「どうせ無理」という言葉に負けないことの大切さを語っています。普段参加させていただいている読書会でも紹介された本で、その会には参加していなかったものの、結構気になっていた作品でした。

 

書いてある内容自体は、他の自己啓発書なんかに書かれている内容とそこまで大きく違うわけではないのですが、筆者の夢に掛ける思いがとても強くこめられており、それに強く心を打たれました。筆者は「どうせ無理」という言葉は行動を起こさないための「やらない言い訳」であると主張しており、本当にその通りだなと感じました。最近は自分自身色々とやってみたいということも増えてきて、何か行動を起こし始めるときだと感じているので、「やらない言い訳」に負けない強さと勇気を持ちたいと改めて思いました。

 

ビジネスモデルについて

上記の通り、色々と本を読んでいく中で自分のやりたいことや理想の生き方というのが少しずつ見えてきたように思っています。私自身はそんなにお金持ちになりたいわけではないのですが、お金が一番大事なことではないからこそ、そこに振り回される人生は嫌だと感じています。

 

そのためにはお金の流れやビジネスの仕組みというものを理解する必要があると思っていて、ここのところそういった本を積極的に読むようにしています。どうしてもお金が絡むと人間は正常な判断をしにくくなりますし、お金についておおっぴらに語ることはあまり品がないことのように語られることが多いですが、自分や自分の大切な人の人生を守るためにもしっかり勉強していきたいなと思います。

 

まとめ

今回は10月に読んだ本のことをまとめました。最近は本を読むことだったり、ブログを書くことの優先順位がだいぶ上がってきたため、こうしてきちんと月初めに読んだ本まとめを更新することができました。どうしても後回しにしてしまいがちなことだと思うので、忙しさを言い訳にせず、継続してやっていきたいと思います。

それでは、また!