こんにちは!
今回は、先月一ヶ月間に読んだ本について記事を書きたいと思います。この一ヶ月で読んだ本まとめは、本を読むだけで満足したり、冊数を読むことに傾斜しないためにも定例にしたいところです。
読んだ本のまとめ
一ヶ月に読んだ本は下記の通り。
総評
一ヶ月で読んだ本は36冊。その内訳は以下の通り。
小説 → 16冊:国内9冊、海外(翻訳)7冊
自己啓発・ビジネス ・その他→ 20冊
先月の一ヶ月の読書量が35冊だったものの、流石にこのペースをつづけるのはきついかなーと思っていましたが、案外一日一冊Overのペースで継続的に読書できています。
経済的な影響が無視できないレベルになってきているというのは正直なところですが、読書は自分への投資のようなものと考えているので、そこは意識しすぎずに継続的に本を読んで行きたいと思います。本代をけちってビジネス書をブックオフの100円棚から選んで結構ハズレを引いてしまった反省という意味もあります(笑)
今月のマイベスト小説 & ビジネス書
今回、新しい試みとしてその月に最も心に残った小説とビジネス書を簡単に紹介する、というのをやってみたいと思います。あまり、本に対して順位をつけたりレーティングしたりするのは好きではないですが、特に心に残ったものをピックアップするくらいならいいかなと。
小説部門
9月に読んで最も印象に残った小説はずばり、カズオイシグロさんの「わたしを離さないで」です。今月は「あたり」だと思った小説が多かったですが、そのなかでもずば抜けて印象深い本でした。物語全体を包む不穏な雰囲気と物語設定、伏線の張り方や人物描写などがとても巧みで、流石ノーベル文学賞作家と感じました。
徐々に明かされていく設定とか世界観がこの小説の見所だと思うので、詳細はここでは書きませんが、とてもお勧めの小説です。結構考えさせられることが多い小説だったので、そのうちまた読書コラムとして記事を書きたいところです。
>2018 11/2追記 書きました
【読書コラム】わたしを離さないで - 生きる目的を考える - たった一つの冴えた生き様
ビジネス書部門
ビジネス書といって良いのかは微妙ですが、こちらで一番良いと思った本は落合陽一さんの「デジタルネイチャー」です。私が落合陽一さん自体をかなり好きとだというのもありますが、その掲げるビジョンというのが圧倒的にかっこいい!という印象を受けました。私はSFをかなり読むので、近未来世界描写なんかは見る機会が多いですが、それらと比べても遜色ないくらいCoolなビジョンを語っているのが印象的でした。
また、それに加えてかなり幅広い知識が必要とされる難解な文章であり、読んでいて頭をフル回転させられている感がとても新鮮で、他の本では体験できなような全く新しい読書体験ができたと思います。家で一人で読んでいて、「おもしれー」となんども言いながら読んでました(笑)
この本についても解釈とか自分の考えとかを書きたいところですが、そもそも本自体が難解なので挫折する可能性が高い気がします(汗)
幸福学について
最近、幸福学という分野について興味がありちょっと勉強しようと思っています。一応念のために断っておくと、所謂スピリチュアルな内容であったり、宗教的な善悪論みたいな話ではなく、どちらかというと心理学よりの学問分野になります。どういった刺激に対して人間は幸福と感じるのか?というのを突き詰めた学問ですね。英語だと「Well-being」という訳語が当てられることが多いようです。
ということで、いくつか本を探してみたものの、正直日本語であまりいい感じの本が見つからなかったというのが現実です。まあ予想はしていましたが、どうしても幸福という単語がつくとどうしてもそっち系の本ばかりヒットするのであまり有益な情報が見つけられませんでした。幸福学という学問分野自体はアメリカなんかだと盛んなようですが、日本含めて東洋文化とはちょっと親和性が良くないのかも知れませんね。
まあ、ちょっと引き続き探してみて、どうしても良い本が見つからないよう出れば海外論文を引っ張ってきて読んでみようかなーとも思いますが、そこまでするほどではないかなーというのもあるので、この辺りは自分の興味がどこまで続くかですね(笑)
まとめ
今回は9月に読んだ本のことをまとめました。とりあえず今回も月初めに更新できたことでちょっと安心しています。また、月単位で印象に残った本を改めて振り返ってみるというのも、書いてみて結構いいなっと思いました。一ヶ月にこれだけ読んでいると、なかなか頭に残っていないことも多いですからね。
それでは、また!